人間ドックの事前準備と当日の流れ

人間ドックは法律上特に定められたものではなく、それぞれの医療機関が任意で実施しているものですが、受付のしかたや当日の流れなどは大体において同じとなっています。まずは人間ドックの予約ですが、多くの医療機関では電話またはインターネット上のウェブサイトの専用フォームから、手軽に申込みができるようになっています。人間ドックを実際に受ける日の1週間ほど前までには、検査キットや問診票などの、あらかじめ準備が必要なもの一式が送られてきます。これは当日までに適宜記入をするか、または検体を専用容器に入れておきます。

説明書もあわせて送付されますので、例えば人間ドックの前日、当日に食事を摂らないようにするなどの注意事項には、きちんと目を通しておくことが大切です。当日の流れですが、まずは問診票や検体などを受付に提出したのち、医療機関で用意した検診着に着替えをします。これは検査のたびに衣服の着脱などに手間をかけないための工夫で、検診がしやすいようにするためのものです。その後、まずは身長・体重の測定や血液検査など、年齢や性別などにかかわらず実施される基礎的な項目の検査が最初に行われるのが普通です。

続いて内視鏡検査やエックス線撮影など、個別の検診メニューに移ります。最後にオプション検査の項目について受診しますが、これは申込みをした人だけに行われる検査のことです。最後にこれらの検査結果を参考に、医師による直接の診察や説明があります。

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